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ミティラー美術館、および NPO法人日印交流を盛り上げる会は
日印の文化交流に関して様々な活動を展開しています。 |
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【 ↓2002年/上野公園インド・メラーの記録↓】 |
上野公園インド・メラーは、7月19日(金)〜7月21日(日)の三日間、上野公園はと広場にて行われました。このメラーは日印国交樹立50周年記念事業の公式催事の中でも最も重要なフェスティバルとして位置づけられているものです。このページでは、当日行われたステージスケジュールや写真などをご紹介しています。
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〜2001年4月にインドから贈られた子象スーリヤが登場〜
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平成12年1月にインドのフェルナンデス国防大臣(当時)が来日したとき、日本国民への親善のしるしとして贈呈したのが、このスーリヤという名の象です。今回のインド・メラ−では、盛り上げる会が参加できるよう多方面に働きかけをした結果、このスーリヤが記念式典に登場しました!この時、スーリヤは今年7月にフェルナンデス国防大臣がプレゼントした背飾りを身にまとっていました。 |
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インド・メラーに関連して・・・
★象のインディラ★ |
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皆さんが子供の頃から聞いていた「ぞうさん」という歌。この「ぞうさん」の歌は、上野動物園に象のインディラが贈られた時に、そのおひろめのために作られた歌だそうです。この小さな歌は動物園から定着し、インディラの全国おひろめの後、昭和28年からNHKの「うたのおばさん」の歌になって、日本中に広がっていったということです。
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新聞記事で見るインド・メラー
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写真で見るインド・メラー
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ステージスケジュール
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当日行われた催しのスケジュールはこちらから。 |
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会場見取り図
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*このファイルを見るにはAcrobat Readerが必要です*
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◆事業の目的 |
日印国交樹立50周年のメインイベントの一つとして行われるもの。戦後親日派のインドが日本の復興に果たした役割は大きいものがありました。ネルー首相はインディラという自分の娘と同じ名の象を1949年9月、敗戦で打ちひしがれていた当時の日本の子供達へのプレゼントとして上野動物園に送りました。この象の出来事がいまだに多くの国民の記憶に残ることから、上野公園広場における公演とインド文化に触れるメラー(祭)を通して日印の相互交流とその優れた芸能・芸術を紹介するものです。
日本からは下町の文化他を紹介。またアイヌ文化を日本国民の優れた文化の一つとしても紹介いたします。ステージの周辺には、インド民族アーティストよる絵画制作の実演。ミティラー画やワルリー画などのインドの民族(俗)画の展示。音楽、舞踊の世界紹介コーナーでは、めずらしいインドの楽器や舞踊に使われた仮面(プルリヤのチョウ)や衣装など、実際に来日公演の折に使われたものを展示します。またインドの草木コーナーでは、インドに咲く草木を紹介し、その一部を記念に上野公園および動物園に寄贈を予定。 |
◆現在参加が決まっている団体等 |
★バウル・エスラージ音楽グループ(6名)
エスラージは、東インドの感情豊かな弓奏弦楽器、特にベンガル地方で使われる。日本ではほとんど紹介される機会がなかった。太鼓タブラーと2名で共演。 バウルは、村々で歌や踊りを披露する大道芸人。独自の宗教観をもち、それを歌や踊りで表現する。インドの詩聖タゴールによって紹介され世界的な評価を得ている。 今回は平成14年度文化庁支援事業として北は礼文から、南は与那国まで日本列島を縦断する公演ツアーのために招聘され、ツアーの最後に上野公園インド・メラーに参加する。 |
★平取アイヌ文化保存会(8名)
平取のアイヌの人々が失われつつあったアイヌ文化を取り戻そうと、この保存会を発足(政府も支援)。会では古老の話、古い記録などから学び、伝承活動を行っている。1984年に北海道ではじめて国の重要無形民俗文化財の指定を受けている。アイヌ文化には、今の日本社会では忘れられようとしている、すべての生物がいて、人間が生きていけるという心があり、自然との共生社会の指針を示す舞踊を紹介する。 |
★その他
日本の下町に未だ残っている文化・芸能を紹介する。柳江戸囃子、両国相撲甚句愛好会による相撲甚句他、在日関東インド人協会によるインド舞踊バラタナーティヤムの公演、沖縄音楽、コンテンポラリー・ナティヤム・カンパニーや日印のダンサーによってインド映画音楽のダンス再現など。またステージ周辺におけるインド民族アーティストによる絵画制作の実演など多彩な音楽・舞踊・文化が紹介される。 |