開会 司会


お待たせいたしました。
これから在日インド大使館主催のインドイTセミナーを始めさせていただきます。私は今日進行役を仰せつかりましたインドビジネス・センターの島田と申します。何分、こういったものは素人でございますので行き届かない所があるかと思いますが、寛大なお気持ちでご容赦いただければと思います。よろしくお願いいたします。

それではセミナーを始める前に、壇上にお座りの皆様のご紹介をさせていただけたらと思います。向かって左側から、外務副大臣であります逢沢一郎様であります。それから、外務省経済協力局、アジア大洋州局審議官でいらっしゃいます兒玉和夫様です。それからインド政府IT省副大臣でいらっしゃいますK.K.ジャスワル様です。それからその次にお座りの方は、ジェトロの副理事長でございます塚本弘様でございます。向かって一番右側でございますが、インドの方で、ソフトウェア、サービス企業全国協会の理事をなさっていらっしゃいますアルン・クマール様です。どうもありがとうございました。

よく日印のITビジネスをやる上で、ハードルが高いというふうなことが言われておりますけれども、要因はいろいろ多岐にわたると思います。例えば一つあげてみますと、コミュニケーション不足とか、情報不足、お互いがよく理解できていないんではないか、というようなことが言われておりますけれども、失礼があったら許していただきたいですけれども、日本人は重箱の隅をつっつくような厳密さを求めると、一方インドの方はですね、ノープロブレムと非常に寛容なのですね、鷹揚な姿勢を示されると、こういったいろんな違いを、どうハーモニーを保っていくかと、こういったものは永遠の課題かもしれませんけれども、そういったものをもっとお互いに考える必要があるのではないかと。ですから是非今日は、私の希望ですけれども、インドの方には日本人に、日本の方にはインド人になった気持ちでいろいろお話していただければなぁと。まあ、そう申しましても、両国のITビジネスが協力していることによって得られるメリットは膨大にあると思いますので、本日のインドITセミナーが皆様にとってより良い相互理解の場を提供できるものになるものと確信しております。そのため、知見者の皆様からのいろいろなお話に加えて、本セミナーの最後に1時間ほど、本日お集まりいただきました両国IT企業の皆様に、実際にお互いを良く分かっていただく場の提供も考えさせていただいております。後の方にそういう場所をしつらえてございますので、これが終わりまして後1時間ほどですね、じっくりお互い膝を交えてざっくばらんにお話いただけたらと思っております。それで直接お話いただきまして、21世紀を開くビジネス進出につなげていっていただければと思います。

前置きが長くなりましたけれども、もう一つお願いがございます。お手元に質問票をお配りしております。後程、取り上げさせていただきたいと思いますので、是非ご記入いただきまして、ご記入が済みましたら4時過ぎに回収させていただきますので、デスクの左隅の方にお置きいただければと思います。

それでは最初に、在日インド大使館臨時代理大使ナンダ様より開催の辞をいただきたいと思います。ナンダ様、よろしくお願いいたします。









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