◆来日舞踊団プロフィール




 ラオ夫妻は、クチプディ舞踊の第一人者。表現や振り付けにおけるその創造性は、インド国内だけでなく世界のフェスティバルに参加して注目されている。
 団長ジャヤラム・ラオは、デリーで最初のクチプディ舞踊のグル(師)となった。幼少の頃から彼は、クチプディ舞踊の偉大な師について指導を受けてきた。1968年に、まだクチプディ舞踊がそれほど普及していないデリーに来た。

 教えを乞うダンサーには、ひたむきに厳しい訓練を求める師ジャヤラム・ラオは、芸の極致に達し、また今日インドで最高のダンサーという名声を得た。インド文化庁、インド政府のいくつかのセクションから、クチプディ舞踊のダンサーとして様々な賞を受賞している。
 彼の連れ合いヴァナシュリー・ラオは、大学で政治学を専攻。彼女はアンドラ・プラデーシュ社会外からの唯一の代表的なダンサー。中央サンギート・ナタック・アカデミーで夫のジャヤラム・ラオと共に学ぶ。彼女は政府から助成をもらってクチプディのフィールド・リサーチ、サンギート・ナタック・アカデミーの助成を受けてアビナヤのリサーチをする。彼らは共同で踊りのスタイルを発展させ、その公演、デモンストレーションやレクチャー、ワークショップを通して傑出したダンサーとして北インドのみならず世界で脚光を浴びている。ICCRにより派遣され、また個別の招待を受けて世界45カ国以上で公演。

・マディヤ・プラデーシュのカジュラホ・フェスティバル
・オリッサのコナラク・フェスティバル
・マハラ・シュトラのエレマンタ・フェスティバル
・ゴアのスラスリー・ケルカル・フェスティバル
・チェンナイのルクミニ・デーヴィー・カラクシェートラ・
 フェスティバル
・ムンバイのハリダス・サメラン
・ムンバイのシニアー・アーティストによる毎年恒例のネルー・
 センター・ダンス・フェスティバル
・ウッタル・プラデーシュ州政府によるケーダル・バドゥリ・
 フェスティバル
・ベナラスのガンガー・マホトサヴァ
・デリーのクタブ・フェスティバル
・ビハールのラジギール・フェスティバル
・コルカタ・アンデルスナ
・ウジャイン&ナグプールのカリダサ・マホトゥサヴァ
・インド国内の各地および学校におけるレクチャー・デモンスト
 レーション

さらに世界各国のフェスティバルにICCR派遣で参加。
・サンスクリティ・フェスティバル イギリス
・サーヴアンティノ・フェスティバル メキシコ
・アデライデ・フェスティバル オーストラリア
・ジェラーシュ・フェスティバル ヨルダン
・インターナショナル・オーシャン・フェスティバル モウリタス
・インド・フェスティバル ロシア
・モスクワ・フゥスティバルのデリー・デイズ NCT政府
・ハノーヴァー・エキスポ ドイツ ITPO

彼らは中央政府の助成を2回受けてダンスのリサーチ

1. セントラル・サンギート・ナタック・アカデミー賞
2. デリー政府のサヒトゥヤ・カラ・・パリシャド賞
3. アンドラ・プラデーシュ・サマン、デリー・テルグ・
  アカデミー、デリー・アンドラ・アソシエーション・サマン
4. 米国タンパ市長より名誉市民
5. ニューデリー、イデラによりライフ・タイム・アチーブメント
  賞
6. インディカ・プリヤダルシニ賞
7. 今年インド政府よりジャヤラマ・ラオ氏はパドマ・シュリー・
  アワードを受賞の予定

アメリカ、ラテン・アメリカ等多くの国でも受賞は数知れない。
クチプディ舞踊の稀有のダンス・カップルとして絶賛される中、彼らはさらに芸術的、独創的な表現を追及しながら、世界中にクチプディ舞踊の普及に努めている。


インド大使館提供 サンギート・ナタック・アカデミーの資料より






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